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火災って他人事?~火災の発生原因~

「我が家は気をつけているから火災に遭わない」と言われる方がよくいらっしゃいますが、本当に大丈夫なのでしょうか?
平成14年における出火件数は63,575件であり、約8分に1件発生していることになります。そのうちの建物火災は34,110件となっており、年間で31,288世帯が火災で何らかの被害にあっています。日本の世帯数は約4700万世帯ですからそのうちの約0.07%(1万世帯あたり約7世帯)の割合にあたります。
建物火災の発生原因を見てみると、第1位は「放火(含む放火の疑い)」となっています。

建物火災の発生原因(平成14年)「我が家からは火を出さない!」と思っていても放火される危険や隣家からの類焼危険が潜んでいるのです。もちろん、自ら注意し、対策をとっておくことは重要なことですが、それだけでは自らの財産を守りきれないこともあるのです。
発生原因の上位には「コンロ」や「たばこ」などよく聞く原因があがっていますが、火災は思わぬ原因で発生することもあります。コンセントの部分にたまったホコリが原因で発火する「トラッキング現象」による火災、ガラス製の置物に直射日光があたり、レンズの役割をはたし火災が発生する「収れん火災」など思わぬところに出火する原因が潜んでいます。まさしく他人事ではないのです。

財産を焼きつくし、時には生命を奪う恐ろしい火災……防火の対策をとり、火災に遭わないことが一番ですが、万が一火災に遭ってしまったときのための保険の手当ても忘れてはいけません。このコーナーでは今後、シリーズで正しい火災保険の付け方のヒントをご紹介していきます。

《参考》
■トラッキング現象とは
コンセントにプラグを差したままにしておくと、ほこりが溜まり、そこに湿気が加わることで、プラグの両極間の絶縁状態が悪化して放電が繰り返し生じることがあります。
この現象がトラッキング現象です。トラッキング現象による火災を防ぐためには、コンセントに差したままのプラグに、ほこりなどが着いていないか点検、清掃することが必要です。

■収れん火災とは
太陽光線が凹面状、凸面状、球面状のガラス製品などにあたり、レンズ効果により燃えやすい物に焦点を結んだ結果発火し、発生する火災をいいます。猫よけの水入りペットボトルが発火の原因になった例もあります。 直射日光のあたる窓際にガラス製品を置かないことで防ぐことができます。
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